コミケで版権ものの色紙をオークション形式にして販売することについて、全部良くないので全部否定する。
否定するが好きにすればいいとは思っている。
制限速度を違反するやつは何であっても全部が違反だと主張はするが好きにアクセルは踏めばいいと思うのと同じ。
まず問題点は
・コミケ
・版権もの
・色紙
・オークション形式
・販売
ここまではひとまとめにできるだろう。
まずコミケ。
対面での販売がギリ特商法からはずれるとはいえ、他の物品の即売会と同じ扱いだとして、即売会形式になる主な理由が「店舗をもっていない」から。
店舗をもって販売をしていないのは「アウトだから」であり、アウトではないと主張する自称職業絵をかく人の「所在を明らかにできない」から。
作家先生が所在をあきらかにできない理由は、受付窓口対応と本人が同じだから、そして同じである本人を職業登録できないから。
なぜできないか、二次創作という倒錯的な盗作を行っているから。
盗作で作成された出所をあきらかにできない作品を販売して金銭を得るという行為自体がダメで、それを闇市的に「フリーマーケットの場所を提供する」という名目において開催しているのがそもそもにアウト。
企業にむけてよい宣伝機会と実質的な市場調査が行える数少ない機会として売り込み企業ブースを呼び込めているので、アウトよりのぎりアウトくらいまでは来れている。
関係ない人間が声を大にして言う「権利者さまが」という建前さえ通ればなんでもオーケーという意味でいえば社会的に権利を得ているだろう。
しかし売ってるものも内容もやってる事も全部アウトだ。
けれどもそこに商法違反で乗り込んで全員の明細をたててやり全件裁判をしてあげて初犯を通してあげるなんて親切行為をする暇があったらその税金を恵まれない子供につかってやれという規模で無駄な「当事者だけどおすみつき」をつけてあげるサービスは無意味。
数が多くなれば損が増えて逆に損をさせた側が利益を得る構図だ。
ダイエット食品を大量に喰えばデブになるのと同じ構図。
そんなもんに税金つかう道楽はしないので権利者がおのおの自分の権利は自分でまもれ、訴訟は版権者という固定的なところからおこなえという事で成り立ってる。
AIで描いたエロ二次創作で儲ける反社会的組織がいてもわからんだろ。
「じゃあどうして権利者が申し立てないの?」は数がおおいから。
ただそれだけである。
500円の案件が100件あつまると5万円分だ。
それらの対処に450円かかったとしてプラス50円が100件で5000円分だ。
45000の経費に5000円のプラス、ではない。
100件を処理するのに1件一人ないし二人で人件費を考えて100人に対して経費が45000円だとすると一人当たりの給与は450円から225円となる。
そこに処理する雑費を含めてもっと低くなる。
100円程度で100人動員することになる。
しかし500円の100部に対する一人だと、対処の案件数は1で収まる。
一人あたりの経費が45000円~22500円に諸経費を含めることができる。
ギリギリまともなラインだろう。
スーパーに数で強奪に入ったら逮捕されないのと同じ仕組みだということは言うまでもないが、言わないと「どうして君」がメスガキ化する。
コミケ側は「この強盗イベントに持ち込む品でヒトの動向とか見れますよ」とうまく企業を呼べたのは大きいだろう。
それほどの規模なのは数だけ見てもわかる。
次に版権ものだが上記で終わる。
いう事はない。ペンと紙を持っているやつを版権違反にしようと目くじら立てるやつはそういない。
玄関さえあれば突撃するなんとか放送の徴収員のようにはいかない。
逆にいうとあの徴収員はそれほどの物だ。
ペンと紙をもっていれば版権使用料を払うべきだろうとおかまいなしに突撃させる人員を動員できるほどの規模で資金に余裕があるという事だ。
それだけの資金を投入して徴収することで「徴収されるべきもの」という独自の倫理性を保つことができている。
色紙とオークション形式は本と違って手書きなので希少価値がでるという話は、実際文字としてはその通り。
それは他人と競って手段が金銭だからというだけの話ではある。
そしてオークションによってそれがなされることもたしか。
しかし、自分の描いた絵を値段がつりあがることを認識しながらいくらで買うか声をかけまわる行為はアウト。
古物競りあっせん業の許可をもらっているのか。
もらっているなら登録者番号と住所氏名はあきらかなのか。
これは冒頭の「個人の絵描きは所在をあきらかにできない」からできないに決まっている。
できないやつがこれをやるのはもちろんアウト。
そんなに金がほしけりゃ募集口座でも用意したらいい。
なぜ販売によって利益を得たいと思っているのだろうか。
それはもちろん「突然に不特定の多数が購入するかもしれない」からだろう。
不特定の多数に販売するには、というのはもう商法なのでいうまでもない。
金だしたい奴がいるなら金くれと言えばいいだけだ。
資本主義経済ごっこをするな。
個人間でなんぼでも金を融通したらいい。
土地、時間、人員、販売、安全、交通、流通、資材、その他もろもろだれかが手をかけているものがある以上そこに金がかかるし税金もかかる。
それらを使わずに金をやりとりしたらいいだろう。
そもそも金自体も国が発行している借り物なのだから、使うのに法律も税金もある。
欲しいものがあれば買ってもらうパトロンについてもらうのが一番だろ。
なぜそうしない、というまでもないが、なぜそうしないとだけ言っておく。
そもそも色紙に価値がでて転売されるんならコレクターにたいして競売組織を介せばいいだけだろ。
なぜ天売なのか。
金がほしいからでしかないだろ。
作品がどうのとか思い入れだとか手間だとかなんとかだとか、一切関係ないじゃないか。
そもそもに販売すること自体、商法に則らないのはなぜなのか。
税金を納めないからに尽きるだろう。
不特定多数が不特定多数と取引をしているのをどう取り締まれというのかというそれだ。
マルサの女だったか「子分が全部使った、レシートはその段ボールの中」みたいな話があった。
その返しに「これ実質完全な脱税ですよ」と言わせしめたそれだ。
そんなに「売りたい」ならオークションサイト、同人誌ショップ、電子書籍サイトを使えばいい。
それをしない理由は何なのか。
それだけで話はおわるだろう。
ひとまとめにした部分はこれで終わる。
その他「自分のところはちゃんとしてる」「自分のところは公開も認可もある」という人間だってもちろんいるだろう。
そういうちゃんとした人の事情なんかしらん。
水筒に一滴のインクがはいったらどうなるか問題だ。
一点の違反も許容した時点で「自分のところは」が成立しなくなることくらいわかるだろう。
だからだれもあえて言わないだけ。
物量で押して税金も版権も逃げきっているだけ。
高額オークションで落札されたらそれだけでも雑費を超えれば申告対象だ。
仕事として版権ものを販売したものを申告すると内訳はどうなるか。
経費に画材や拘束時間の人件費や設備費に「版権使用料」が含まれるはずだろう。
それを支払わないというのはどういう意味になるか。
「版権を購入して販売してるやつらはバカなのか?」
「版権元でイラストレーターをしている人間はその名前で個人絵を販売してもいいのか?」
という話になる。
バカでもないし雇用契約に違反だと明記してあるだろう。
それを守っているのはどこか。
版権もとがそれを守っているはずだが「個人名を具体的に指摘されなければ問題はない」で押し切られている。
「利用規約に明記されていなければ問題ない」とは鹿乃つの氏か?
「ペンと紙をもっていたら通報する」とは書いていないだけだ。
設けた基準が明確であればあるほど言い逃れができるし、あいまいであればあるほど管理負担が増えるからそうなっているだけ。
それくらいはわかるだろうけれども、わからんやつとわからんふりをするやつが押し切るから結果ときおり問題が噴出する。
だからといってどうと思う所はないが、噴出したことについて意味があると捉えて考える事は必要だろう。
なにが問題か。
色紙売って税金おさめないやつがいるから。
「だいたいの多数のほとんどはそんなことないしちゃんとしている」からなんだと言う話だ。
してないやつがいることの話をしている。
してないやつをどうしているのか、どうするのかという話をしている。
ちゃんとしている、とは「そういうやつらを自費でなんとかしている奴のこと」を言う。
できない企業のリソースを責めるつもりも、自分がちゃんとすることで手一杯な個人をどうこういう話ではない。